お燗の王道が味わえるお酒
燗酒推奨の蔵元のもう一つの看板酒でもある純米酒です。
神亀純米酒とはまた違った味わいで、心地よい香りと熟成された深い味わいとまろやかな旨みが渾然となって口の中に広がります。
人生の機微が分かる三十五歳以上の方にお勧めのお燗の王道が味わえるお酒です。
蔵で3年以上熟成してから出荷しています。
成 分 等 |
日本酒度 |
+6.0(辛口) |
酸 度 |
1.6 |
AL度数 |
15〜16 |
精米歩合 |
55% |
原料米 |
山田錦 |
産 地 |
埼玉県 |
蔵元紹介
神亀酒造 埼玉県
埼玉県蓮田市に所在する神亀酒造は、嘉永元年(1948年)創業の銘醸蔵です。
神亀の名前は、蔵の裏手にあった天神池に棲むという神の使いの亀に因んでつけられました。
清酒の熟成の技術については、全国の蔵元のトップクラスです。活性純米生酒から熱燗純米吟醸まで、全てが熟成の業で、最高の旨味を綺麗に引き出しています。
昭和58年に普通酒の製造停止、昭和62年からは製造される清酒の全てを純米酒以上とし、酒造業界でも異端ぶりを発揮、熟成によって清酒を更に良い状態へと持って行く技術は、他の蔵元も一目置きます。
神亀酒造のお酒は、米と米麹は山田錦を使用、水は地中500メートルよりくみあげた地下水を使用して造りあげた純米酒です。
なにも足さず、なにも隠さず職人の技と農家と 時間を味方としてじっくり丁寧に造り上げています。
神亀酒造様で醸された清酒は発売されるに当たり、最低でも2年間の熟成を経てからの出荷となります。
最近は生酒の搾り立てなどの、フレッシュでフルーティーな吟醸香を持った清酒が主流となっていますが、神亀酒造は日本酒の味わいの原点である「米の旨味とコク」を追求する拘りを持った蔵元です。
淡い琥珀色の液体はすっきりとしたコクとキレの良い深い味わいを持ち、しみじみと季節の移ろいに悦びを感じるそんな料理を引き立て、飲むほどに飲み飽きしない落ち着いた大人の味わいです。