爽やかにしみいる旨さとのどごし
麻原酒造酒造りの原点とも言うべきお酒です。
フルーティーな香りのひろがりと爽やかにしみいる旨さとすっきりとしたのどごしの良さと純米酒の特徴がすべて揃っているお酒です。口に含むとふくらみがありながらも軽くスッと切れるのが特徴的で、女性の方にも人気のあるお酒です。
レトロな雰囲気のラベルは創業時代のものを現在に受け継いでいます。
成 分 等 |
日本酒度 |
+5.0(辛口) |
酸 度 |
1.5 |
AL度数 |
15.3% |
精米歩合 |
70% |
原料米 |
八反錦 |
産 地 |
埼玉県 |
蔵元紹介
麻原酒造 埼玉県
「近江やに名高き松の一本木、先から先へと開くさざ浪」
心をこめて人に喜ばれる酒造りをしていれば、人から人へ「さざ浪」の如く、世の中に伝わっていくだろう。そんな思いを初代、麻原善次郎氏が詠んだ歌です。
麻原善次郎氏は琵琶湖の畔に生まれ、九歳にて東京青梅の酒蔵へ奉公に入り、二十九歳の時、現在の地、毛呂山にて開業するに至りました。
「寝ないでつくった酒は、寝ていても売れる」
これは先代の言葉です。現社長で、5代目。初代からの意思は、共鳴とともに受け継がれ今日に至っております。
口に含んだとき、飲み手の顔に思わず笑みがこぼれる、そんな情景を思い描きながら、蔵人一同心をこめて酒造りをしています。
昨年2011年3月に本社の蔵が全焼するという災難に見舞われ、造っていた酒の3分の1が消失してしまったとの事です。
現在も本社の蔵は修復中で、日本酒は新潟県長岡市で造り、越生町工場ではリキュール類、ワイン、焼酎を製造しています。
このような苦しく、厳しい環境でも酒造りの信念と情熱は失っていない埼玉県を代表する蔵元です。