やわらかい口当りと香ばしい麦の香り
蔵の師魂「むぎ」は原料に一次二次仕込みともに国内産の二条大麦を使い、麹造りには黒麹を用いています。
麦本来の風味を引き出すために常圧蒸留にて原酒を造り、貯蔵・熟成致させているのが特徴です。
三年の歳月を経た原酒は天然地下水で割り水され、やわらかい口当たりの中に香ばしい麦の香りを感じる本格麦焼酎になっております。
成 分 等 |
主原料 |
国内産二条大麦 |
AL度数 |
25 |
産 地 |
鹿児島県 |
蔵元紹介
小正醸造(日置蒸留蔵) 鹿児島県
小正醸造株式会社は創業明治16年、鹿児島で生まれ育った蔵元で焼酎一筋に歩んでいます。
初代祖父小正市助、二代父小正嘉之助の後を受けて、本格焼酎業界で日本で最初に貯蔵容器に樫樽を使用し貯蔵焼酎製造という新たな技術を確立しました。
神乃川貯蔵庫には沢山の樫樽および甕壺が眠り静かに時を待っています。
「蔵の師魂」の貯蔵熟成は、吹上濱の砂丘を見下ろす高台に建つ専用の貯蔵庫・神之川貯蔵個で行われ、貯蔵庫には樫樽や甕がずらりと並んでいます。
東シナ海から吹きつける冬の寒風が晋焼酎の荒々しさを削り、夏の暑さのなかでも適温が保たれ、熟成を促進させています。
いちはやく長期熟成のノウハウを蓄積し、この分野で抜きん出た存在の小正醸造ですが、技術開発は貯蔵技術だけではありません。
昭和34年に箱型通風製麹装置を開発し、また、やわらかな蒸気を送り込む独自の蒸留方を生み出すなど、さまざまな技術開発にどんどん取組んでいて、いも焼酎のかめ貯蔵もそのひとつです。
また、小正醸造には「静かにこんこんと湧き出す天然湧水」があり、1196年島津家初代忠久公が建立した熊野神社(権現さぁ)の井戸水としてかつては地元の人々が汲みにやってきたほどの良水です。含んでみると非常に柔らかく、ミネラル成分豊かな湧水です。
そして、原料となる芋は東馬場農場(代表)東馬場伸さんが、安心・安全な栽培に心がけ、丹精に育てた金峰町産黄金千貫(コガネセンカン) を使用しています。
高品質の原料と恵まれた湧水、伝統と革新の熟成貯蔵の結晶の本格芋焼酎をご堪能下さいませ。